地元の中小企業が活躍できる環境を整え、地域経済の担い手となる新たなプレーヤーを育成する。

エフドア利用者の声【第4回】瀬戸宏子さん~『ヨークシャーテリア専門犬舎 ラブリーフラワー』ブリーダー ~

  • HOME »
  • エフドア利用者の声 »
  • エフドア利用者の声【第4回】瀬戸宏子さん~『ヨークシャーテリア専門犬舎 ラブリーフラワー』ブリーダー ~
お名前 瀬戸 宏子さん
店名 ヨークシャーテリア専門犬舎 ラブリーフラワー
業種 ブリーダー
活動エリア 主に藤枝市
image-3.jpeg

第4回目の「エフドア利用者の声」は、『 ヨークシャーテリア専門犬舎 ラブリーフラワー 』オーナーでブリーダーの瀬戸宏子さんです。
瀬戸さんは今年9月、エフドアビジネスマッチングでの参加事業者として、『ワンワン健康ウォーク』を開催されました。また、2月に開催された《第3回志太ビジネスプラングランプリ》で奨励賞を受賞されるなど、様々なことに挑戦なさっています。
そんな瀬戸さんにお時間をいただき、エフドアにてインタビューさせていただきました。
ブリーダーになったきっかけや、事業に対する想い、また今後の展望等についてたっぷりとお伺いしました。

DSC02832.jpgDSC029121.jpg

Q.ブリーダーを始められたのはいつ頃からでしょうか。また、そのきっかけは?

私はヨークシャーテリア専門のブリーダーなのですが、このお仕事を始めてから、今年で11年目になります。
ブリーダーになろうと思ったきっかけは、当時飼っていたヨークシャーテリアが本当に可愛く、私はその子から幸せな気持ちをたくさん受け取ったんです。
「ワンちゃんと過ごすことでこんなにも幸せであたたかい気持ちになれるんだ」…そう気付いたら自然と、「こういう幸せな気持ちを他の人にも伝えたい」、そんな風に思うようになりました。この思いが、私がブリーダーを始めたきっかけです。

Q.瀬戸さんはJKC B級ハンドラーなど、いくつかの資格をお持ちですね。

はい、そうなんです。
ドッグライフカウンセラー、JKC B級ハンドラー、またアロマのインストラクター資格などを保有しています。

ハンドラーとしてのこれまでの経験としては、オーナーハンドラーとしてドッグショーに出陳し、自家繁殖犬をチャンピオンに仕上げたことなどがあります。

dogshow1.jpg

Q.こうした様々な資格を取得されたのはなぜでしょうか?

その理由は、私がブリーダーとして迎えた最初の繁殖にあります。

私にとってブリーダーとして初めての繁殖でしたから、誕生をただただ楽しみにしていました。
ところが、ヨークシャーテリアは体が小さく陣痛が強くなかったこともあって、普通分娩が難しくなり、病院で帝王切開が行われることになりました。
母犬を病院まで届け、「一旦ご帰宅ください」との指示に従って家に戻りました。この時もまだ私は「楽しみ」という気持ちでいたように思います。
その後しばらくして病院から「生まれました」と連絡が入ったのですが、「生まれた四匹のうち、一匹弱い子がいます」と言われてしまったんです。
とても楽しみに待っていた命でしたから、その弱い子を含め病院へ迎えに行きました。ところが生後5日目くらいから、ミルクを飲むのが難しくなってしまって。2時間おきに授乳したりとできることをした結果、その子も頑張ってくれて何とか危ない時期を乗り越えることができました。そして結局10才になるまで、その子は生きてくれたんです。

この経験を経て気がついたのは、私が「命の重さ」をきちんと認識できていなかったということでした。「楽しみ」という気持ちだけではなく、「命の重さ」を認識すること。その大切さに気がつくと共に、ワンちゃんと飼い主さんの幸せな生活を作るお手伝いがしたいと思うようになりました。
そして、まず「ドッグライフカウンセラー」を東京まで通って取得しました。とは言え、頭の知識だけでは足りないことに気がつき、やはり経験も必要だと考えるようになりました。そこで【3つの目標】を自分で立てたんです。

Q.その【3つの目標」とは?

1つ目の目標は、《プロの方の中でオーナーハンドラーになって、ドッグショーで自家繁殖犬をチャンピオンにする》というものでした。この目標を達成できた後、
2つ目の目標として「JKC B級ハンドラー」の資格を取得することにしました。

さらに、《ワンちゃんとアロマ》に関心があったのですが、このことをある時ご近所の永田みかさんに話してみたら、資格を取ることを勧めてくれたんです。そこでアロマインストラクターの資格を3つ目の目標とし、専門学校に通い取得しました。

こうして【3つの目標】を立て実行したのですが、この根底にあったのは、『飼い主さんとワンちゃんの幸せ作りをお手伝いしたい』という気持ちでした。

s-hundling2.jpeg

Q.志太ビジネスプラングランプリに応募された経緯をお聞かせください

先ほどお話した【3つの目標】を達成したものの、なかなか次のステップに動けない自分がいました。そんな時、たまたま藤枝市主催のセミナーに参加する機会があったんです。

私は藤枝市主催のセミナーや講座とすごくご縁があって(笑)。そのセミナーで、講師の方とお話しすることができたのですが、その時に「やりたいことがあるなら、どんなに遠くてもまっすぐ前を見て行動すること。あとは言葉遣いに気をつけて頑張れば、必ずそこへ行けますよ」とおっしゃっていただいたんです。その言葉で「よし、頑張ろう!」と思えたことがきっかけで、平成27年度の志太ビジネスプラングランプリに応募することを決めました。

応募を決めてから他のセミナーにも参加したのですが、そこでまた別の講師の方とお話をする機会をいただけて。その方が、ビジネスプラン作成について等セミナーに出て勉強することを助言してくださったんです。その助言によって、セミナーに出て勉強し、エフドアも利用するようになりました。

Q.様々な人や機会に背中を押され、現在の瀬戸さんがあるということでしょうか

本当にそうだと思います。
色々な方からいただいた助言によって先が開けたり、藤枝市主催の講座やセミナーも要所要所で私が前に進むきっかけを与えてくれました。

ブリーダーとしては、冒頭にもお話しましたが、最初に飼った犬との出逢いがすべての始まりだったかもしれません。

あの子から与えてもらったたくさんの幸せな時間、あたたかい思い、それらがなかったら今こうなっていなかったと思います。

image-6.jpeg

Q.瀬戸さんご自身のワンちゃんとの関わりが本当に大きいのですね。

その通りです。この11年の間に自分の犬を看取る経験もしてきました。
その度に思うのは、私がその子達から教えてもらったことを人に伝えられなかったら、彼らに何も返せなくなってしまう、ということです。その子達との約束ではないですが、彼らが一生懸命「生きた」意味を残すためにも、この事業をきちんと形にしなければ…そんな風に考えるんです。

こうした気持ちから、お譲りした子の最後にも立ち合わせていただいています。
最後を迎えた時、飼い主さんが『悲しい』という気持ちだけを持つのではなく、笑顔でいてほしいとワンちゃんは思っているんです。《自分のことをこれからも思い出して、笑顔でいてね》って。

それを飼い主さんにお伝えすることが、私の使命だと思っています。

Q.9月に開催した「ワンワン健康ウォーク」の資料に【犬の十戒】がありました

はい。セミナー開催時もそうですが、生まれた子をお譲りする時にも必ずお伝えしているものです。

【犬の十戒】自体は昔からありますが、最後の部分だけは私が加筆しました。この【犬の十戒】を通してワンちゃんが伝えたいのは、《飼い主さんのことを愛していますから》ということ。それがすべてなんです。

ワンちゃんがいなくなってしまうのは本当に悲しいです。でも、ワンちゃんは飼い主が悲しむと切ない。悲しむ飼い主を見てワンちゃんも悲しんでしまう。だからこそ「今」この時を大切にして、笑顔でワンちゃんとの時間を過ごしていただきたい。そんな思いが込められています。

image-2.jpeg

Q.お客様はどのように瀬戸さんのワンちゃんと出会われていますか?

ドッグショーに出ていることもあり、ブリーダーしか入れないワンちゃんサイトに登録しています。そこを経由なさったお客様が多くいらっしゃいます。
私は無理な繁殖をしないのでそう多い機会ではないのですが、サイトをご覧になったお客様が東京など遠方からもお見えになるんです。「ワンちゃんを実際に見たい」と見学なさるために。
お譲りした後もワンちゃんをとても大事にしてくださる、そうしたお客様にこれまでご購入いただいています。

繁殖する際は、パートナーとなる子の《見た目》だけでなく、《血統》を重要視します。ブリーダーにとって「血統書」は言うなればレシピですから、それを見てその子の《血》と私の犬の《血》が合うか、必ず確認するんです。ブリーダーのネットワークによって、どなたのところにどんなワンちゃんがいるかは把握できますし。

babydog2.jpg babydog1.jpg

Q.アロマの資格もお持ちですが、アロマはワンちゃんにどんな効果がありますか?

アロマはワンちゃんに直接嗅がせるわけではなく、飼い主さんにまずリラックスしてもらうために用います。
ワンちゃんって、汗の匂いにとても敏感なんです。汗の匂いからその人の精神状態まで感じ取ってしまう。だから飼い主さんがドキドキした状態だと、ワンちゃんまでドキドキ、落ち着かない状態になってしまいます。

ワンちゃんに飼い主さんの精神状態が影響するからこそ、まず飼い主さんが心地良さを覚えることがとても大事。ワンちゃんもそれを感じ取って、自然と気持ち良い状態になることができます。

DSC02838.jpg DSC02938.jpg

Q.ブリーダーをしていて良かったと思う時は、どんな時ですか?

『飼い主さんの暖かい明かりになるような子を繁殖したい』という思いが根底にあります。お譲りした方に喜んでいただき、その様子を報告してくださる時は本当に嬉しいです。

でもそれ以上に、「命」の重さをいつも感じています。だからこそ、お譲りした時の《喜び》だけではなく、お譲りしたワンちゃんが最後を迎えるその時も共有し、飼い主さんの《悲しみ》も分かち合うこと、それが私の役割だと思っています。

この仕事をして自分に教えられたことが何かと言うと、最後の時を通してワンちゃんが教えてくれたことに他なりません。
とにかくその時その時、まっすぐ「今」を一生懸命に生きる、それが彼らに教えてもらったことです。これを他の人にもお伝えしていく、それが私に出来ることだと思い、活動しています。

Q.今後の展開について教えてください

まだまだ事業として形にし切れていない部分があるので、これからも様々な勉強が必要だと考えています。

それから動物の殺処分問題にも関わっていきたいです。私のブリーダーとしての仕事を通し、様々な方に「命の重さ」をお伝えしていきたいのですが、なかでも小学生や中学生にお伝えする機会を得られたら…と思っています。皆が「命の重さ」を実感し、殺処分になってしまう子達がいなくなるような取組みをしていくことが、今後の目標の一つです。

Q.最後に、エフドアを利用した感想をお聞かせてください。

最初にエフドアで相談に乗っていただいた時、ビジネスプラングランプリの発表資料を鉛筆書きで持っていったんです(笑)それが、相談の回数を重ねるうちにどんどん形になっていって。私のビジネスプランをお話した時に「おもしろい!それはビジネスになる」と言ってくださったのも心強く、励みになりました。
最終的にはパワーポイントで資料を作成し、プレゼンテーションまでできるようになりました。

9月に行われた「ワンワン健康ウォーク」も、ビジネスマッチングの参加事業者として立花ガーデンさんをご紹介くださったのが開催のきっかけでした。私一人ではなかなかできないことです。色々な人や機会を繋いでくださったことが私にはとても大きかったです。

~インタビューを終えて~

インタビューをさせていただいた約2時間を通し、【命の重さ】についての瀬戸さんの想いが、私たちスタッフにも強く伝わってきました。子犬を迎える時の《喜び》だけではなくその命の最後まで見守り、飼い主さんの《悲しみ》に寄り添う…そんな瀬戸さんのブリーダーとしての姿勢に、私たちも多くを学ばせていただきました。
「ワンちゃんと飼い主さんの幸せ作りのお手伝いがしたい」この気持ちを柱に、これからますます活動の幅を広げられることと思います。
瀬戸さん、本当にありがとうございました!■ 瀬戸宏子さんブログ『ほのぼのヨーキー日記』

babies1.jpg baby.jpg

setosan_dog.jpg seto_maria2.jpg

【ヨークシャーテリア専門犬舎 ラブリーフラワー】

住所:藤枝市
連絡先:ブログをご参照ください

エフドア利用者の声

お気軽にお問い合わせください。 TEL 054-637-9008 火~金曜日9:30 - 20:00 (図書館休館日を除く)
土曜日・祝日9:30 - 17:30

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE

エフドア利用者の声

  • メールでお問い合わせはこちら


  • facebook











PAGETOP